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小麦アレルギーとグルテン過敏症とセリアック病

グルテンフリー
Photo by Lukasz Szmigiel on Unsplash

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グルテンフリーについては理解できたけど、小麦アレルギーと同じじゃないの?何が違うの?という疑問があると思います。しかもタイトルには、小麦アレルギー、グルテン過敏症、セリアック病。何か名称が増えている。汗

実は私も一昔前まではこの違いに気付いていませんでした。ちゃんとした違いがあるので、どこが違うのか見ていきましょう。

小麦アレルギー、グルテン過敏症、セリアック病の違い

小麦アレルギー

・小麦に含まれるタンパク質がアレルゲンとなりアレルギー症状が出る

・症状例は湿疹、蕁麻疹、痒み、吐き気、腹痛、呼吸困難など

グルテン過敏症

 ・タンパク質の一種であるグルテンに反応する自然免疫反応(グルテンに似た成分に反応することもある)

・症状例は集中力、やる気の低下、うつ症状、疲労感、頭痛、吐き気、腹痛、便秘、下痢、皮膚疾患など

セリアック病

自己免疫疾患で、グルテンを摂取すると中毒反応を発生させ小腸に損傷を与え、栄養がうまく吸収できなくなる(グルテン過敏症が悪化するとセリアック病になる可能性がある)

・症状例は腹部の膨満感、ガス、脂肪便(悪臭)、慢性の下痢、慢性疲労、体重の増加と減少、うつ症状、イライラなど

小麦の品種改良

1960年代に米国、カナダで大量生産を目的とし、様々な小麦の品種改良が行われました。(有毒の化学物質などを使って・・・ 😯 大量に売る為なら手段は選ばないということ。恐ろしい。)

それに合わせるように1980年代以降からセリアック病も年々増加傾向にあると言われています。(やっぱり!!)品種改良がされる前の自然本来の古代小麦がなぜ比較的アレルギーに反応しないのかも納得がいきますよね。

日本も昔作っていたナチュラルな小麦(スペルト小麦など)は体にそんな害はなかったようですが、やはり戦後、アメリカ指導の下で日本の小麦事情も上記のような品種改良されたものに変化していきました。これが、今も変わってないということが、、ゾッとします。涙

まとめ

小麦アレルギーとグルテン過敏症は似ているが、異なる。

グルテン過敏症の悪化はセリアック病につながる可能性がある。

小麦の品種改良によってアレルギーなどが増えてきている。スペルト小麦などを選ぶのがおすすめだが、現状は専門店へ行かなければ置いていないことが多い。

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