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ミートフリー・・・?この言葉はまだまだ日本では聞き慣れないかもしれません。これまでの記事をご覧下さった方はお察しのことと思います。
ミートフリーとは
Meat(肉)+Free(ない、ゼロ)=肉類不使用
このように、肉類を食べない食事のことやそれを実践されている方たちのことを指します。
お肉の種類は色々あります。牛肉、豚肉、鶏肉、羊、イノシシ、馬、など。日本でメインに食べるのは前の三種(牛・豚・羊)でしょう。
また、卵、乳製品を摂らないこともミートフリーの意味として含まれています。
なぜミートフリー?
お肉はどうやってつくり売られているの?
今日の日本では、畜産動物は大量生産、コスト削減のために動物にとって負荷がかかるような育て方をしているとこが多数。(ただし、丁寧に、自然に育てあげている畜産農家の方もいらっしゃることもどうかお忘れなく!!!)
乳用牛の例でいうと、毎年人工授精をし、分娩、妊娠、搾乳を繰り返し、もう産めなくなれば肉にして売られる。お乳を絞らなくていい乾乳の期間は2、3ヶ月ほど。容易に想像できますよね、牛の体はボロボロです。そのため、本来の寿命は15年ほどですが、こうして無理に搾乳を繰り返された牛の寿命は約5〜6年です。
また、牛に限らずですが成長を早めるために、ホルモン剤を投与されていたり、感染症予防で抗生物質を投与されていたり、肥料に遺伝子組み換えのものが使われている例もあります。もちろん、それらは最終的に私たち消費者の体へと溜まっていくわけです。知らず、知らずのうちに。
そのお肉をいただいていると思えばどう感じるでしょうか。
ただし、丁寧に、自然に育てあげている畜産農家の方もいらっしゃることもどうかお忘れなく!!!大切なことですが、全部が全部そうではないのも事実。できるだけ自然な形で飼育し、安心安全な取り組みをされている畜産農家の方が販売されているものを選んでいきたいなと思います。
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食肉牛に潜む環境問題
近年の地球の環境問題は説明するまでもなく、私たちは身をもって異常気象や温暖化などを体感しています。
夏の30度越えはもう当たり前になっています。一昔前なら、30度越えるって!!本当!?な感じでしたが、
今は40度近くまで上昇していることが多々あります。
実はこの温暖化の要因のひとつに食肉牛の飼育があげられるのです。そうなの?!と私も初めて知った時は驚きました。
2006年のFAO(国連食糧農業機関)の研究結果によると、畜産業の温室効果ガス排出の割合が大きいという結。https://www.afpbb.com/articles/-/3000579〈AFP BB NEWS〉より引用
このように環境面でも大きく関連しています。
身体にも環境にもやさしく
私たちができることは何だろう?
上記を踏まえた上で何ができるのか考えてみました。
(1)畜産業者を自ら選択する
お肉を買う際にできるだけ、優しい取り組みをしているところから購入すること。畜産動物たちがのびのびとした環境で育てられているか(放し飼いなど)を判断し購入する。こだわって丁寧につくっていらっしゃる農家さんも多くいらっしゃいます。そして食べるとやはり、生臭くなかったり、食べても気持ち悪い感じがしなかったりします。私の身体は食生活を変えたことにより、小さな味覚や変化もすぐわかるようになりました。
(2)お肉の代わりになるものを取り入れる
お肉に代わりはないよ!そんな声が聞こえて来そうですが、工夫次第で美味しく食べることができます。(料理の腕にかかってるじゃん?????笑)いくつか例をあげると、大豆ミート(食感がお肉!最近健康志向で日本のスーパーでも見かける)、高野豆腐、豆腐、おから、こんにゃくなど。ほぼ豆じゃん!というツッコミがありそうですが、そうです、ほぼ豆。この豆がタンパク質になるということ。おまけにヘルシー。
(3)お肉の背景に潜む課題をみんなでシェアして考える
普段、食事についてどこのお店の〇〇がめっちゃ美味しい!!という情報をお友達と話すことはあっても、食品や素材そのものについて話す機会は少ないのではないでしょうか。少し身体のことが気になり始めたときに情報を調べることはあっても、身体を壊して初めてわかるとか、そういうことが多い気がします。個人的ですが。それはそれと思いますが、なるべくなら元気なうちからより多くの方たちに伝わってほしいなと。隣の誰かに伝える感じで、この背景の課題を知っていただければ何かが変わるのではと思います。まずは知ること。そして意識につながればいいな。
まとめ
色々と書きましたが、私個人としては自分できっちり判断していい品質を程よく摂取するを選択しています。あくまでも他のおかずとのバランスを考えながら、またその時の身体の状態と相談しながら分量を調節して食べています。あとは、食べ合わせに必ずお野菜たっぷり食べること。タンパク質は大切な栄養源でもありますので、極端な偏食は避け、背景を色々知った上で、自分だけのいい食べ方を見つけてください。
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